お台場海浜公園における糞便汚染採水調査
Research topics
Topic
研究項目
お台場海浜公園における糞便汚染採水調査
Research member
研究メンバー
- 古米 弘明【中央大学研究開発機構 機構教授/博士(工学)】
Background & Purpose
研究背景と目的
お台場海浜公園は臨海副都心内にある貴重な水辺を提供する公園であり、通常は遊泳禁止となっているものの夏季に「泳げる海、お台場!」を目指すアピール活動として「お台場プラージュ」という海水浴イベントが開催されている(図1)。しかし、降雨後には合流式下水道雨天時越流水(CSO)の影響を受けるため、糞便汚染指標である大腸菌濃度が上昇する。
このお台場プラージュが開催される期間には、フロート型のスクリーンが設置されて遊泳エリアが設けられる。そこで、降雨前後のスクリーンの内外で表層採水を実施して、糞便汚染実態を調査する。糞便指標微生物として、大腸菌と大腸菌ファージの消長を経日的に調べることで、細菌類とウイルスの挙動の違いを比較するとともに、晴天時や様々な降雨後経過における汚染実態や濃度低下傾向を詳細に把握することを目的とした。なお、一部の表層試料は、医薬品類や薬剤耐性菌の分析にも供する。
Details
研究内容
お台場海浜公園での降雨前後にける糞便汚染実態を調査するために、図2に示すようにお台場プラージュの期間に設置されるフロート型のスクリーン内外で、写真1のようにステンレス容器を用いて表層採水を実施する。
大腸菌群と大腸菌については 24 時間以内に簡易に検出・定量化可能なIDEXX社製Colilert(コリラート)を、腸球菌にはEnterolert(エンテロラート)を用いた。そして、Quanti-Trayシステムと組み合わせることで計数を行った。大腸菌ファージについてはプラーク法計数を行う。F特異大腸菌ファージはSalmonella typhimurium WG49を宿主菌として用いた単層での培地法,体表面吸着ファージはE.coli WG5を宿主菌とした重層法で分析を行った.シャーレは40℃で16時間培養し,形成されたプラックを計数した。
Research results
研究成果
研究成果の一覧を見る