降雨特性を反映した都市沿岸域の雨天時越流水に伴う糞便汚染の類型化と低減策の評価

Results

研究成果

沿岸域3次元流動水質モデルを活用した汚濁対策の効果評価

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研究メンバー

Purpose

研究目的

東京都では合流改善(下水道法施行令に対応)のための必要貯留量170万mに対し,河川排水区内や水再生センターに150万mの整備が完了している。そこでこれらの下水道整備効果を評価するために,下水道法施行令への対応が始まった2004年,最新年度である2023年の下水道整備状況を反映して計算を行い,お台場海浜公園での水質を比較することにした。また,お台場海浜公園の水質に対する各流入河川の影響度に違いがあるため,より効果的な貯留能力の分配案を提示することを目的に,貯留量を各河川排水区に追加したケースのシナリオ分析も行った。

Results

研究成果

下水道整備の状況を反映したシナリオ分析の結果,新河岸川,神田川,古川,目黒川,野見川,隅田川右岸,隅田川左岸を対象として, 2004年と2023年の下水道整備状況における5 mm及び10 mm降雨に対する大腸菌負荷量の変化を確認した(図-1)。その結果,大腸菌負荷量の削減率は,お台場において51%及び15%となり,水質改善の効果を定量的に示すことができた.特に貯留容量が最大である目黒川河口付近では,最大2オーダー(2 log)の濃度が低下しており,顕著な水質改善が確認された。

図-1 2004年と2023年の下水道整備状況における5 mm(左図)及び10 mm(右図)降雨に対する大腸菌負荷量の変化.青線が2004年,赤線が2023年の下水道整備状況を反映した結果を表し,黒い破線は水浴基準を表す

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発表業績

Rreferences

参考文献

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